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2006/12/24 (日) 22:04:05 わんこ
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▼ JIMさん
こんばんは。今日は年賀状造りの合間に オーディオできました。
子供がいない時間があったので 少し大音量。

正直に申しますと 凄く良い部分と 相変わらず気になる部分が
ありました。
ピアノの右手 ボーカル 高域の爽やか はたぶん今までで一番
だと思います。これはppアンプ(我が家のKT88 6CA7)
では得難い美音です。
声なんて スピーカーから浮かび上がって来まして ちょっとした
フルレンジとは違うホーンの浮き上がる音が堪能できました。

ただ・・ ちょっと薄いんですね。低域 中低域の押し出しが
弱い。音としては 澄んだ音で統一感があって 下へのレンジも
思いの外伸びていて 風の様な低音が出てよいのですが
何か分厚さ ふてぶてしさが足りない感じです。

ホーリーコールの五月蠅いくらいのベースの出足がおとなしい。

> ここですね。
> 人って結局のところ、低いとこだけとか、高いとこだけとかって
> 聴いてませんから、バランスに振り回される(感覚が)と思います。
> 重い目あるいはレスポンス悪いが量があるという低域は存在感が
> 強いですので、上のほうもそれに見合う存在感のあるなり方にして
> いないとバランスしないですよね。
> 下がすっきりしたらば、そのままだと上が目立ちます。


おっしゃるとおりです。
低域の違和感 雑味が減って 相対的に高域のレベルを調整しました。
低域の変化の前に、高域の表現が優れているからか、
このトランスにしてから既にやや高域を絞って対応していました。

例えば ラジカセって 結構レンジは狭いのに 不思議と
違和感が少ないですよね。帯域バランスが取れているのもあると
思います。

> そのときの上の再評価が重要で、そこで上のほうの癖を減らし、レ
> スポンスを上げる方向でポイントを模索すると、素直になった下に
> バランスする上を設定できます。
> そこまで来てやっと、トータルでの完成度が上がったと言う
> 段階になるのだと思います。


ナローレンジかまぼこ>ワイドレンジ イヤミ 雑味 歪み低減
この繰り返しを行っている気がします。
個人の好む 帯域バランスを取りながら 癖を減らして 結果
ナチュラルになって 対応力が増す これがクオリティーアップ
なんですね。

実際には癖の範囲で調整を余儀なくされて 本格的グレードアップに
至らない、 これが現実だと思います。

今回 ハリーベラフォンテのマティルダ を聴いて 広大な
ホールの中での音場感を楽しめました。

これで 低域が弱いとかどうの 高域が輝かしいとか そんな
一部の音域の問題が霧散し 細かいことが気にならずに
音に浸れる そんな世界に到達したい と夢をみました。

スピーカーの存在が消えて 録音された音に酔いしれる
そんな時を手に入れたいと思いました。

通常音を左右するのはスピーカーと言われますが、今回の体験から
CDPのクオリティー アンプのクオリティー これは
決定的なのかもしれません。

> 私の記憶では、MDとTWはNWの設定がかぶり気味にしてあった筈。
> それは、あのときの環境なら、その方がわんこさんの好みと思った
> からそうしたのですが、アンプまでのクオリティーアップで下が
> 伸びてすっきりしたなら、
> @ホーンのダンプにより中域の歪み減らす
> AMDとTWのかぶりを減らし、レスポンスをあげる。
> Bハイエンドをもう少し増やす
> などが、とりあえずのバランス取り項目でしょうか。


いよいよ 本題ですね。
低域のくせに合わせて MDとTWを調子してくれましたが
今回の音の変化で よりハイグレードなネットワーク調整が
できるかもしれません。

とりあえず ツイーターのレベルを調整しています。
存在が五月蠅くなく それでいて 存分に高域情報が再現される。
オーディオ遊びの妙味に尽きると思います。

> 勝負ポイントのように拝見いたしましたので、少々出すぎています。
> がんばってくださいませ。


いやいや もっと突っ込んでください。
JIMさんの耳の良さ 経験には遠く及びませんので 同じ
世界でお話が出来ない部分もあります。
でも 後から分かってくることが多々ありました。

私なりに解釈してトライしてみますので 今後もよろしく
お願いします。

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