[スレッド全体]

[6121] ウイントン・ケリー聴き比べ返信 削除
2008/7/11 (金) 07:28:52 kitatanuki
__ / __

いけださんのCD-Rに焼きなおしてみる実験は、やってみたいと
思っていたのですが、面白い結果ですね。
たしかに、HM-CDはバランスが高域寄りだと感じています。
ただ、それだけでなくて余計な付帯音がなく、すっきりしていて
静かな音だとも感じます。

例のサンプラー盤は電気楽器のロックなので、どうも違いが出に
くいため、アマゾンで売却してしまいました。代わりに、
わんこさんも買ったウイントン・ケリー、通常CDも買いました。
面白いことに、通常盤もHM-CDとまったく同じでルビジューム
クロックカッティング、24Bitマスタリングなのです。
でも、だからといって同じマスターかどうかまでは不明です。
帯以外は、印刷から盤の色まで何もかも同じで、レコード番号が
ないと、盤を取り違えそうです。だから、マスターが違うかどう
かはわからないまでも、違いは盤の材質だけです。

比べてみると、音量が通常盤の音量が2db程度大きいです。
それと、高音も低音も通常盤はにじんでいる感じがあって、
妙にゴージャスな響きが乗ります。
高音質盤の方がライブ会場のPAから出る音に近い印象で、
我が家のASHLYと1000Mの組み合わせだと、明らかに
高音質盤が有利です。高域寄りにも聞こえませんから、バランス
的にも不満はありません。

つまり、分解能でHM-CDが勝ちという結果なのですが、クラシ
ックのオーケストラでは、音はすこぶるきれいなものの、ハイ
寄りのバランスに聞こえます。ソースによるこれだけの違いは
どこから来るのか、装置に問題があるのか、よくわかりません。

ただ、古いモノラルのHM-CDのジャズボーカルを何枚か買った
ところ、とても素晴らしいのです。サッチモのやや古い録音も、
とってもハイファイです。この点は、HM-CDがハイ上がりだか
らかもしれませんが、分解能のよさも寄与しているようです。
そういう意味では、3大テノールは元々の録音があまりよくない
みたいですから、分解能の高いHM-DCの方が有利なのかも。

[▼次のスレッド]
INCM/CMT
Cyclamen v3.491
[ut:0.010][st:0.000]