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[6126] ウイントン・ケリー聴き比べ−その2返信 削除
2008/7/12 (土) 17:39:07 kitatanuki
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待てよ。2dbも違ってはマスターが違うではないかと思い直
して、もう一度ウイントン・ケリーを聞きなおしてみました。
ごめんなさい。早とちりでした。レベルは違いませんデシタ。

ただ、音の出方が別のCDでは?と思うほどに違うのです。
低音がよく伸びるけれど量感は減じて、やはり高音に多少の
強調感がでてきます。
たしかに、エネルギーが高い方にシフトして聞こえるのは
間違いないようで、クラシックのオーケストラを何曲か聴い
てみると、この傾向はジャズよりも顕著です。オーケストラ
に限っていえば、その昔、長岡鉄男がサテンのカートリッジ
M-18BXを「カミソリのような切れ味」と評価したのに似てい
ます。

ただ、HM-CDの音をいったん聞いてしまうと、普通のCDの
高音がよごれっぽい、というか、ジリジリする付帯音が耳に
ついてしまい、なんだか嫌になってしまうのです。HM-CDは
ハイ上がり気味だとしても、にじまないきれいな高音です。
もしかしたら、HM-CDが本当のバランスなのかもしれません
が、再生側のCDプレーヤー等が普通のCDに合わせてバラ
ンスを取って開発されているせいでしょうか?

いずれにせよ、現状の再生機器で聞く限りにおいては、この
高音質盤は、成作過程でイコライザーを入れるなどして、バ
ランスを取り直さないと、万人には受け入れられない可能性
があるというのが、10数枚聞いての結論でした。

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